本記事は
- 越境の準備として「国×検索意図」は絞れた
- 自社ページの“候補として並べる最低ライン”も確認した
- ただ、最終的に 「本当に戦う価値があるのか」を判断する材料が足りない
と感じるEC担当者・責任者向けの記事です。
ここから先は「目視」ではなく「数字」が必要になります。 その数字を可視化するのが Web競合分析 です。
目次
- 越境は「勢い」ではなく「勝てるゾーン探し」
- Web競合分析で見るべき指標はたった4つ
- 指標①:国別アクセスで「市場の本当の大きさ」を知る
- 指標②:チャネル構成で「競合の勝ち方」を把握する
- 指標③:入口ページで「何が刺さっているか」が分かる
- 指標④:エンゲージメントで「比較のされ方」を読む
- まとめ:目視での判断+数字の裏付け=越境の投資判断がクリアになる
- 越境は「勢い」ではなく「勝てるゾーン探し」
前回までの記事で、すでに
- 「この国 × この検索意図」で戦う
- 自社ページが候補として並べる状態か確認する
という2ステップを終えました。
残るのは最後の判断。
「そこに投資する価値があるのか?」
これは画面だけでは絶対に判断できません。
なぜなら、
画面に見えている情報 = ユーザーに見せている「表側」 勝てるかどうか判断する情報 = 流入・導線・読まれ方という「裏側」
だからです。
この裏側を見せてくれるのが、Web競合分析です。
- Web競合分析で見るべき指標はたった4つ
難しい用語は必要ありません。
越境判断に必要なのは、この4つだけです。
- 国別アクセス量
- チャネル別の流入構成(検索・SNS・広告など)
- 主要ランディングページ(入口ページ)
- エンゲージメント(滞在時間・直帰率など)
この4つが分かれば、
「この国×この検索意図」はやる価値がある/ない「勝てる可能性が高いゾーンはどこか」
が、かなり正確に判断できます。
- 指標①:国別アクセスで「市場の本当の大きさ」を知る
いくら検索結果にブランドが並んでいても、 その国からアクセスが少なければ市場は小さい ということです。
例:
- 画面上は日本語ブランドが多い → でも実際の流入は 80% が東南アジア
- 画面上は競合ブランドが強そう → でもアメリカからはほぼ流入がない
など、画面と実態がズレているケースは非常に多いです。
この「国別流入」が分かるだけで、
参入する価値の有無がほぼ判断できます。
- 指標②:チャネル構成で「競合の勝ち方」を把握する
たとえば、競合の流入構成が:
- 検索:10%
- SNS:70%
- 広告:15%
- 外部メディア:5%
という場合、これは
SEOで勝っているわけではなく、SNSが強いブランド
という意味です。
つまり、
- 検索で比較される市場ではなく
- SNSで見つかる市場
である可能性が高い。
この1点だけで、
SEOに投資するべきか/SNS側を整えるべきか
の判断ができます。
- 指標③:入口ページで「何が刺さっているか」が分かる
競合のランディングページを見ると、
- 成分訴求が刺さっているのか
- 世界観(ブランドイメージ)が刺さっているのか
- 比較記事が入口になっているのか
がハッキリ分かります。
例:
- 海外で「成分名 × カテゴリ」で流入が多い → その成分で検索されている → その成分の説明が弱いと勝負にならない
- 「ランキング系の比較記事」から入っている → SEOではなく外部メディア対策が必要
など、次の一手が明確になります。
- 指標④:エンゲージメントで「比較のされ方」を読む
滞在時間・直帰率は、 ユーザーが何を見て離れているのか を示しています。
- 競合A:平均滞在時間 40秒
- 競合B:平均滞在時間 120秒
- 自社:平均滞在時間 30秒
こうなると、
「Aと自社は『情報量不足』で離脱されている」
という仮説が成立します。
この分析は画面では絶対に分かりません。
- まとめ:目視での判断+数字の裏付け=越境の投資判断がクリアになる
ここまで、
- 国×検索意図の決定(記事①)
- 自社ページが土俵に並べるかの確認(記事②)
- “その土俵に投資する価値があるか”を数字で判断(今回)
という流れを説明してきました。
結論はシンプルです。
目視で“方向”を決め、 数字で“やる/やらない”を決める。
そして、この数字の部分──
- 国別流入
- チャネル構成
- 入口ページ
- エンゲージメント
は、通常の画面だけでは見えません。
そのため、私たちは
「目視では見えない差」だけを、Web競合分析で無料で可視化します。
- この国×検索意図は勝負できるか?
- SEOではなくSNS・広告が肝なのでは?
- そもそも市場が小さすぎないか?
などを数字で裏付けることで、
越境EC・海外SEOの意思決定が圧倒的にクリアになります。
株式会社ダズ・インターナショナルは
〜フワっとアイデアをパキッとミエル化、カチッとデキル化〜 私たちは “企業の「やりたい」を『デキル化』する” をモットーに、新しい市場への挑戦を伴走支援します。
理念は「第三者であることの意義を貢献に活かすこと」「会話にこだわり抜くこと」です。
グローバル展開に必要な施策により、 セカイ(アジア・アメリカ・ヨーロッパ各国・日本国内)で働く企業のサポーターです。
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